電脳コイル

第17話 最後の夏休み

人は死んだらどうなるのか、その心はどこにいくのか、本当のことは、誰も知りません。
ハラケン、夢の中で「誰か助けて」という声に呼ばれて車に轢かれそうになる夢を見る。しかも前にも同じ夢を見ているらしい。
いきなりフミエの水着姿。
病院の診察室の中ではメガネは外さないといけない。待合室では使ってもいいけど。
ハラケン、病院の診察室で上半身裸。NHKなのに乳首出して大丈夫なのだろうか(^-^;
ハラケン、頭痛や不整脈で病院で検査を受けているらしい。ハラケンのおばちゃんはメガネの影響ではないかと心配している。
子供はもっと本物の何かで遊んだ方がいい。
ヤサコ、古い空間でイサコとナメッチとガチャギリを目撃。
ハラケン、カンナが死んだことにまだ信じられない部分があるようだ。
ハラケンのおばちゃん、ハラケンに何か起きたらメガネを取り上げる。

キラバグってなんですか?
キラバグという言葉が語られ始めたのは、メタバグより後だと言われている。メタバグは大黒市でよく見られる謎の電脳物質で、どこからどのように生み出されるのかは、全く確認されていない。メタバグには琥珀に封じられた昆虫化石のように、ときおり、音や文章といったデータが含まれている。それがマニアックな価値を生み、一時は高値で取引された。だが、そのうちさらに価値のあるメタバグがあるという噂が広まった。それがキラバグである。だが、キラバグはオカルト的な存在である。この電脳空間にあってはならない奇妙な物質だというのだ。ある伝説は、キラバグを集めるとミチコさんが現れて、何でも願い事を叶えてくれるといい、大人も含めキラバグ目当てのマニアが大黒市に殺到した時期もあった。だが、結局作り話として収束し、やがて忘れ去られていった。
キラバグを集めると、どんなことが起こるんですか?
一度だけキラバグの使い道がネットの掲示板でまことしやかに語られたことがあった。キラバグは本来、ある隔離された空間に接続するプログラムであり、それを集めて起動することにより、アッチとの通路を開くのだ。

大黒市立本町図書館
ハラケン「もし、苦しみとか、悲しい気持ちとか、そういうものが、その原因を作った人が埋め合わせて癒してあげない限り、永遠に消えないとしたら…。」
ヤサコ、ハラケンの言葉に照れる。
ハラケン、さっさと自由研究を終わらせて残りの夏休みは楽しく過ごそう宣言。<なんか死亡フラグっぽくてやな雰囲気だな
ハラケン、明日古い空間に行ってみて何も見つからなかったら自由研究はそれでおしまい。
イリーガルを追いかけるヤサコたち。を追いかけるハラケン。
ハラケン、ガチャギリに捕まる。イサコに会いたいらしい。
ハラケン、不整脈が。
ハラケンのおばちゃん、イサコを止めようとブロックを封鎖してサッチー出動。
姿を消す暗号がハラケンのおばちゃんに解読される。物理結界以外はほとんど破れるようだ。
暗号のルーツはメガばあのメタタグと同じ。

もしミチコさんが何でも願い事を叶えてくれるなら、死んだ人の苦しみや痛みも癒せますか?
・・・

イサコ、また頭痛。
ガチャギリ、暗号を盗んでもっとでかい仕事に使おうとしている。
イサコ、イリーガルから現れたミチコさんと合体して、臨界。後ちょっとで通路が開く。
サッチー三体、物理結界に捕まる。
イサコ、一年前に失敗しているらしい。
ポチ、タマ、チビ、コロ、ミケ。サッチー五機。
このままではコントロール系の暗号が破損。前回失敗した時にはコントロールできない場所に開いてしまったらしい。
ハラケン、イサコと遭遇。ハラケン、イサコに取引を持ちかける。サッチーの命令プロセスへのアクセスコードをイサコに教える代わりに、ハラケンをあっちに連れて行く取引。