風の少女エミリー

(ケータイから)

第19話 エミリーの失敗

エミリーが、ジョー・ローズと詩を読んだ子として街の噂に。
「庭園と森林(Garden and Woodland)」なんて雑誌を購読しているのはジミーさんか?
読んじまったものは交換できないね。
なぜか「庭園と森林」にエミリーの記事が。
なんだかんだ言って、エミリーの記事をちゃんと読んでくれていて批評する先生。「君は、センチメンタルな言葉を安易に使いすぎる傾向にあるね。」「傍点は強調の為に使うものだ。君の傍点は何一つ強調していない。」
エミリーほどの年齢で「庭園と森林」に載った人はいないからと、ジミーさんからエリザベスおばさんに推薦。
お酒を飲み過ぎて亡くなった老人の追悼詩を書くことに。
知らない振りして後で驚かす予定だった、イルゼ、テディ、ペリー。
追悼詩に必要なのは真実の響きなのよと言い切るエミリー。
故人について聞き込みをするエミリー。
エミリー「なんてつまらない一生なの?もっと劇的で何かあると思ったのに。」<お前が言うな
約束した責任は果たさなければならないというエリザベスおばさん。ふて腐れるエミリー。
エミリー、怒った時に書く文章にはとてもトゲがある。しかもすごい能力を発揮する事が多いらしい。
先生に添削してもらうエミリー。先生、エミリーが人生に失敗したものを皮肉って愉快がっているだろうという。先生、昔は物書きを目指していたが夢破れて先生になった。怒る先生。
書く事の責任を感じたエミリー。
結局、追悼詩は出来たかどうか判らず。