天保異聞 妖奇士([[あやかし]][[あやし]])【最終回】

幕間 ヒトハアヤシ

日本橋からは馬に乗ってはならないらしい。
狂齋によると、奇士が一人もいなくなったらしい。
宰蔵、小笠原さんを逃がす。
宰蔵、元閥に斬られる。
小笠原さん、蛮社改所の任を解かれる。
鳥居様に全て押し付けるつもり。
小笠原さん、先生に助けられる。
CM明けのアイキャッチは往壓のデフォルメキャラ。
ムカデの妖夷出現。将軍家の跡取りにとり憑かせる予定。
小笠原さんと鳥居様が手を組んだ。
往壓、鳥居の部下として潜伏していた。
元閥、裏切ったふりをしていただけ。
元という字は、人の始まりを示す。
閥という字には、罪人を成敗するための矛が含まれている。
小笠原さんの放という字は悪霊を殴り祓うこと。小笠原さんが刀じゃなくて拳士になっちゃった。
鳥居様から鳥の漢神出現。
雪輪(雲七)に羽根が生えた。
アトルは異界へ。
往壓、アトルにプロポーズっぽいことをw

天保十四年九月十四日、
将軍家側室お金の方は、
男子を死産。
照耀院と名付けられた。
将軍家慶に男子は、
病弱な政之介(家定)
しか生まれなかった。

同 閏九月十三日、
水野忠邦老中罷免、
天保の改革はここに
終わりを告げ、
土井利位が老中筆頭に、
新老中に阿部正弘が任じ
られた。
鳥居甲斐守は何故か
お咎めなしとされた。

天保十四年、
1843年、
デンマークでは
アンデルセンが
みにくいアヒルの子
を書き、
アメリカではポーの
『黒猫』
が書かれていた。

江戸に奇士のうわさが広まる。

イギリスでディケンズ
『クリスマスキャロル』
が発売され、
フランスではデュマが
翌年よりの
モンテ・クリスト伯
『三銃士』
の連載を準備していた。

小笠原さん「人は異界を求めるように物語を求める。」

人は、物語なしに
生きてはいけない。