まんが日本昔ばなし

初夢長者

このお話では、初夢は正月二日の晩に見る夢。(地方によって違う。)
紙で船を作って枕の下に敷いて寝る小僧。なんかいいことあるのかな。
初夢の内容を長者にも父親にも言わなかっただけで、父親に「うつぼ船」(箱型の船)に入れられて、食料のソテツの実を持たされて、海に流される小僧。ひどい親だ。何十日間か漂流して鬼が島に流れ着いた。鬼が島が出てくる話って桃太郎以外にもあったんだ。
鬼が島の大将が特に大切にしている宝物の3つの棒

  • 千里棒(「千里」と言えば千里飛ぶ棒)
  • 生き棒(死にそうな人間でもこれでひとなでするとたちどころに生き返る)
  • 聞き耳棒(鳥や獣の言うことが何でも分かる)

千里棒でなぜか大阪まで飛んでく小僧。
西の長者の娘が死にそうというカラスの話を聞いてたずねていった先の、娘の顔がいかにもって感じで真っ青(^^;;小僧、生き棒を使って娘の婿に。
東の長者の娘も死にそうで顔が真っ青(^^;;助けたら、西の長者と東の長者との間で諍いになって、殿様のところで裁きをつけてもらうことに。殿様の裁き…「一月のうち、前の15日は東の婿になれ、後の15日は西の婿になれ」<いいなぁ(^^;;
小僧、せっかく手に入れた3つの棒を紙で作った船に乗せて川に流す。もったいない。
「どうしてこう何もかもうまく行ったかといいますと、小僧さんのみた初夢は金の大黒様を前と後ろに抱いた夢だったのです。初夢を誰にも話さないでおくと、その夢が叶うんですってさ。」

力太郎

「ちからたろう」です。「りきたろう」って最初読んでしまった(^^;;
お話にならないくらいものぐさ(面倒くさがり)のおじいさんとおばあさんが出てくるお話って初めて聞いたかも(^^;;
あ、そういえば、身体についた垢から垢人形を作る話!聞いたことある!忘れてたんだ。
おばあさん、垢人形にご飯作るのはめんどくさくないのね。
力太郎という名前をつけてもらった子供、百貫目の鉄棒を作ってもらい、力試しの武者修行に。
なんかコミカルな作品だなぁ。力太郎に勝負を挑んだ坊主が、牛になったり、力太郎に飛ばされて空に穴開けたりw力太郎はウインクしたり。
力太郎の弟子が次々増えていって見てて楽しい。御堂っ子太郎に石っ子太郎。
両手の親指と小指(石っ子太郎だけ人差し指と小指)を立てながら両腕を上げて歩くポーズに何か意味はあるのか?w
化け物がちょうど今夜長者どんの娘を連れ去ろうとしてるところに到着するお約束展開。
御堂っ子太郎、化け物に食われた!w石っ子太郎も!w
化け物に鉄棒を曲げられて、両手の親指と小指を立てて顔に近づけるポーズをする力太郎(なんかこのポーズイイ!)
力太郎の化け物への飛び膝蹴り不発w
化け物の2つの鼻の穴にそれぞれの人指し指突っ込んで投げた!w
3人の見事な活躍で化け物は空気が抜けペチャンコになりました。<ってどういう化け物だw丸めてたたんでる御堂っ子太郎と石っ子太郎。
「礼などいらんよ。まんまを腹いっぱい食べさせてけろ。」
長者どんはなんと欲のない人たちだろうとたいそう感心して、ぜひ、娘を嫁にもらってくれと頼みました。力太郎、長者どんの1番目の娘を嫁に。御堂っ子太郎は2番目の娘を嫁に。石っ子太郎は3番目の娘を嫁に。
力太郎、里のおじいさん、おばあさんを引き取る。ものぐさでもいいことがあるってことか?


他の方の日記に、「まんが日本昔ばなし」が3月で終わりみたいなことが書いてあったんですが、ホントだったら残念です。>id:manga-do:20060110#1136882808