こんにちは アン 〜Before Green Gables

視聴五日遅れ。

#21『さよならの雪』

鉄道会社に勤めていたバートは、友達に裏切られ、罠にかかってしまいました。

盗みの罪を着せられたバートは、一週間、家に戻って来ませんでした。

なんか井戸水を汲んでる水の描写が変だな。水じゃなくて透明な何かのように見える。
社長に呼ばれるバート。
ジェフリー以外の逃げていた悪党が昨日捕まり、取り調べたところ、バートは騙されていただけで仲間ではなかったことが判った。なので保安官に突き出すことはしない。だが、金庫から鍵を出して盗人に貸してしまったことは断じて許されない、と、バートを首にする社長。また、事件で損害が出た会社のためにバートに損害の一部を償ってもらうことに。

それはバートにとって、絶望的な額でした。

ひげをそったエッグマン、見慣れないな。
エッグマンとヘンダーソン先生、来週お引越し。
バートが会社を首になったという話が街の噂に。本当は無実だという話をランドルフの父親は聞いたが、ランドルフの祖母はそんなの誰も信じやしないという。もうバートを雇うという奴はこの街に誰もいないだろうねとまで言われてしまう。
バートが家に帰ってきた。かなりしょんぼりしているバート。部屋に閉じこもってしまった。
ジョアンナ、借金を背負ったことを聞いた。
お酒を自分の部屋に隠していたバート。
ジョアンナ「いつかは、楽になれるって、まだ思ってた。でも、もうそれも終わりだわ。なんで、あんたなんかと、結婚しちゃったんだろう。」と泣き出す。
バート、ジョアンナに、馬も家具も何もかもくれてやるから、子供とアンを連れて里に帰れと言う。
泣いて部屋を出て行くジョアンナ。
バートからお酒を取り上げるアン。
バート「アンか。判ったろう。俺は、誰一人、幸せにできねぇ負け犬さ。」と涙を流す。
ジョアンナ、出て行くもんかと井戸のふたを叩く。バートを置いていける訳がないと言う。
借金の額が多すぎて、ジョアンナも毎日働きに出るしかない。アンは学校を我慢してハリーとノアの面倒を見なくてはならない。アンがどれだけ勉強したいかジョアンナは知っているが、アンが手伝ってくれないと家がもう持たない。

アンが学校へ行けなくなって一週間。
とうとう、ヘンダーソン先生が、学校を離れる日がやってきました。

ヘンダーソン先生、みんなに別れを言う。ランドルフを含めて何人かは涙を見せている。
アンのことを気にするみんな。ランドルフの父親は、アンは家の手伝いが大変になって学校に来られなくなったと言っていた。
ヘンダーソン先生、アンをこの街に残していっていいのか、ずっと考えていた。エッグマンも同じことを考えていた。
バートにヘンダーソン先生から手紙が。
アン、遊んでいたエドワードにぶつけられて、シチューをこぼしてしまう。
ピリピリしていたアンが爆発。もう二度とホーレスたちの世話を焼かない、孤児院に行く、と宣言。
バート、ヘンダーソン先生がアンを故郷に連れて行きたいという手紙を見て、アンに報告。ジョアンナが知ったらアンを行かせないだろうから、アンに気づかれないように明日の朝出て行くように言うバート。アンをねぎらうバート。
ケイティ・モーリスに報告してヘンダーソン先生とエッグマンとの生活を妄想するアン。
荷物を詰めて、朝早くに家を出て行こうとするアン。
アン、最後だからと、みんなに朝食を作る。テーブルの上のみんなの席に皿を置いて一言ずつお別れの言葉を言うアン。馬の野ばらちゃんってw
家を出ていくけど、足取りが重いアン。
アン、エッグマンとヘンダーソン先生に会う。
アン、エッグマンの馬車に乗る。
ヘンダーソン先生の故郷へは夜着く。新しい学校ではエッグマンも先生として教えることになりそう。
バートのことを思い出して浮かない顔をするアン。
馬を走らすアンに、待つように言うアン。
ホーレスたち兄弟全員で追いかけてきた。ノアが立って初めて歩いた(^^;
倒れるノアを抱きしめるアン。
ロキンバーまで来た。雪まで降ってきた。
アン「連れて行くって、誰かにそう言ってもらえただけで、生まれてきて良かったって、胸が震えたの。でも、私、ここに残るわ。トーマスさんのお家は、大人も子供も泣いてばかりだから、誰かがしっかりしてなきゃ困るんだもの。」「人生って不思議ね。嬉しい気持ちと悲しい気持ちが一緒にあふれて来るの。先生とエッグマンが行ってしまうのはとても悲しいけど、でも私は、バートおじさんやジョアンナおばさんみたいに生きていくのも嫌になるほど、落ち込んだりしないのよ。私はノアが笑ってくれるだけで胸があったかくなるし、きれいな雪を見るだけで楽しいんだもの。学校へ行けなくても、この子達と大笑いすることだってあると思うわ。だから、ちっともかわいそうじゃないのよ。ガラス戸の中のケイティ・モーリスは、先生とエッグマンといつまでも一緒に暮らすんだもの。私はそれで幸せ。」
涙を流すアン。
ヘンダーソン先生「アン、あなたの胸には、いつも温かい光がともっているのね。周りにいる人は、みんなその光に包まれて生きているんだわ。」エッグマン「君が訪ねて来なければ、私はまだ雪穴に閉じこもり、心を閉ざしていただろう。君は、私の人生の扉をこじ開けてくれたのだ。」
エッグマンにいつものように最後の言葉を教えてというアン。
エッグマン「最後の言葉だけは、教えられない。覚えていてほしい、言葉というのは、不完全なものなのだ。今、私達がどんなに君に感謝しているか、どれだけ君を愛しているか、ぴったりな言葉は、どんな辞書にも見つからないのだよ。」
ヘンダーソン先生とエッグマンに別れを告げるアン。
ヘンダーソン先生「アンの運命は、二つに分かれていると思っていたわ。一緒に行くのと、残るのと。でも、それは違うのね。どの運命を選んでも、あの子のように生きれば、行く手にはきっと幸せが待っているのよ。」

全てを真っ白に包む、冬が、始まろうとしていました。