精霊の守り人

第二十四話 最後の希望

チャグムを追う狩人達とバルサとタンダ。
動揺する兵士達を落ち着かせるシュガ。チャグムを追おうとするも、トロガイ師にたしなめられる。
宮に眠る碑文にも、精霊の守り人は卵喰いに引き裂かれる定めであると記されていた。
200年前にシグルという名のヤクーの子供を火を用いることで一度は助けたとあった。だが、精霊の卵は子供の体の中ではなく、ナユグとサグの狭間にあり、ニュンガロチャガ自身には卵を産み落とす手段が備わっていなかった。大正導師が同行していたヤクーの呪術師となんとか卵を取り出そうとしたが、もう少しで上手くいくという刹那に、ナユグから舞い戻ったラルンガに子供が引き裂かれてしまった。子供を引き裂き飲み込んだラルンガの口から、しばらくして青く光る玉が吐き出されるのが確認され、その後、ナージルなる者(ナージ)がそれを運び去った。
シグ・サルアの花のにおいがナユグの者をひきつける。
バルサとタンダ、狩人たちも、チャグムの行方を見失う。
青池に戻ることを反対する狩人の一人とバルサ。
シュガの推測では、明け方までラルンガはこないはずだったので、何か読み違いがあった。
モン、バルサにあったらどうしても聞いてみたいことが一つあった。初めて剣を交えた時、狩人4人がかりでバルサ1人をしとめ損ねたが、なぜバルサは狩人達を殺さなかったか。バルサ「別に、大した理由はないよ。ただ、これから人を助けようって時に、他人の命を奪ってたんじゃ、人助けの意味がないって思っただけさ。」モン「そうか。もし我らを見下してのことなら、面子にかけてここでけりをつけようと思ったが、初めから、完敗だったようだ。この先、想像を超える戦いになった時、我らは迷わずお前に付き従おう。」バルサ「やめな。こそばゆいよ。」
シュガのところに伝令到着。宴の地(サーナン)は全く別の場所。
青池はラルンガの巣で、花を食うことでラルンガをおびき寄せた。
サーナンは青池から北に20ナンの土地。明け方までにギリギリの距離。
トロガイ師、青池を使ってタンダに連絡。
タンダ、トロガイ師からの伝言を受け取る。
サーナンは青弓の水源。
サーナンに馬で向かうトロガイ師とシュガ。
タンダ、よくバルサと狩人たちに着いていけるな。
バルサ達の目の前にラルンガが。昼間より姿がはっきり見える。
ラルンガに火矢が当たらない。
狩人たち、ラルンガに火を浴びせるも当たらない。
タンダ、シグ・サルアの花を食べてからラルンガに突進したら当たった。
タンダ、食べられそうになったところをバルサに助けられる。
狩人達がラルンガを仕留める。
シグ・サルアの花を食べれば、ラルンガに触れることができる。
タンダ、花をたくさん持ってきていた。
タンダ、左足を切られていた。
今週はタンダが大活躍。(置いていかれなくてよかったね)