獣の奏者エリン

視聴一日遅れ。

第19話 カザルムの仲間

王獣の医術師になるため、エリンは、カザルム王獣保護場へとやって来ました。
入舎の試しを受けたエリンは合格を果たし、中等二段に編入することになったのです。
エリンは、ジョウンと別れ、自分の道を歩き出したのです。

カザルム王獣保護場にいる王獣が前に見たものと違うと感じるエリン。
エリンのせいで朝食の時間に遅れたエリンとユーヤン。食事は時間厳守なので怒られる。謝るエリン。
カシュガンにお姫様方と呼ばれる。カシュガン「女の子はみんなお姫様さ。」
カシュガン。ウーリーとウラリ。ティーナ。タマリン。チャマン。パンシェ。ハヌカ
いっぺんに名前を覚えられなかったw
タイチというおいしい果物を初めて見たエリン。皮をむいて食べることを知らなかった。
アセラの実という飲み物はすっぱいらしい。
飛び級で入ってきた割に教えることがたくさんありそう。
鳥の体の仕組みについて勉強。
教科書の25ページ。
カザルム王獣保護場にいる王獣は飛べない。なぜ飛べないか理由は判っていない。
幼い頃から人に関わった王獣は空を飛べない。
王都の保護場にいる王獣全てが飛べない。
トッサは「・・・だね。」が口癖だな。
トッサに王獣のことについて質問しまくるエリン。
ウラリに「いいかげんにしたまえ。今は王獣について学ぶ時間じゃな。それに、君だけの授業じゃないんだよね。」と怒られるエリン。
ユーヤンにカザルムを案内されるエリン。北校舎、実習農園、講堂。講堂の中に図書館があると聞いて行動を覗き込むエリン。
ナツシラセは食べていけないとドサが授業をしているのに、あらぬ方向を向いていて怒られるエリン。
ドサ「このナツシラセの効用を知っている者はいるかね。」エリン「はい。ミツには毒があります。けれど、葉を煎じると不安や神経の高ぶりの治癒に効果があると、毒の書に書いてありました。それと、取りすぎると汗が出て、血圧が上昇する恐れがあるそうです。」ドサ「そ…、それは、最上級生が習うものだよ、君。」
ドサは「君」というのが口癖だな。

カザルムという新しい場所は、エリンにとって、とてもわくわくする所でした。
ですが、ジョウンと山で暮らしてきたエリンは、自分の思いを抑えて、規律を守ることができなかったのです。

お昼だというのにどこかに行っているエリン。
ユーヤンに言われてみんなでエリンを探す。
図書館の本を夢中になって読んでいた。
エサル「集団生活の中で、身勝手な行動は慎むように。みんなが心配するでしょう?解りますね?」
リランのことでエサルに相談があるというトムラ。
トムラ「編入生は、何かと注目されて大変だな。頑張れよ。」

ここでは、多くの仲間たちと足並みをそろえなければならないのだと、エリンは改めて思いました。
共同で生活すること、それは、エリンにとって、初めて体験するものだったのです。

エリン「食事は時間厳守。授業以外の質問はしない。勝手な行動はしない。」
ハヌカ、パンシェにきらいな食べ物を押し付ける。
食事中は騒いだらダメ。
ドサ「コチチグサとチチモドキは、草の生え方の違いで区別すること。君、今日はちゃんと聞いてるようだね。」エリン「はい。」
おとなしくなったエリンを気にするユーヤン。
ユーヤン「みんなに相談があるんやけど…。」「エリンのことなんやけど…。最近、なんか元気なくなったと思わへん?」
しっかり仕事しているヌックとモック。
エリンを誘い出すユーヤン。
エリンの歓迎会を開いてくれた。なぜヌックとモックもw
ウラリの挨拶の途中で寝てしまったエリンw
寝言で「食事は時間厳守…、授業以外の質問はしない…。」
エリン、みんなと同じようにしなければいけないことで悩んでいた。
ユーヤン、カシュガンが「生まれ育った地方地方で話し言葉は違うんだ。おまえらだって、自分の地方の言葉を笑われたら嬉しくないだろ。」という言葉が励みになった。

幼い頃から、自分が霧の民だということは、エリンの心にひっかかっていました。
でも、違ってもいいのだと、エリンは初めて思うことができたのです。

エリン、みんなを早い時間に起こしてみんなに謝る。全員の名前を覚えてる。
エリン、みんなをおもてなし。しぼりたての果汁とハチミツ。
王獣をみんなに見せたかった。
みんな、エリンが王獣一直線だと解ってきた。
トムラ先輩、まだ学童なのに一人だけ王獣の子の世話を任された。

王獣の子。その言葉にエリンは、カショ山で見た王獣の親子の記憶が蘇りました。
かわいらしいヒナと、ヒナをいつくしむように抱いていた、美しい王獣の姿を思い出したのでした。