こんにちは アン 〜Before Green Gables

#4『金色の泉』

エリーザが借りてきた絵本に夢中になるアン。時間があれば絵本を眺めているアン。
Flowersやprincessのつづりを覚えたアン。
今日絵本を返さないといけない。
絵本にお別れをするアン。
後でドラゴンという字のつづりを教えてとエリーザにせがむアン。
アンは学校に行かせられないので、せめて絵本を買ってあげることはできないかとジョアンナに頼むエリーザ。ミルク代にも困っているのに買ってあげられる訳が無い。
エリーザ、仕事が休みならと、ジョアンナにお使いを頼まれる。リチャードの店に小麦粉代のつけを払うのをもうちょっと待ってくれるように言わなければならない。
エリーザ、アンと一緒に行くことをジョアンナに頼んでOKをもらう。
お金がないのでお買い物はできない。
リチャードさんのお店に入るアンとエリーザ。店にいた人に声をかけられて、逃げ出したいエリーザ。リチャードさんに開口一番、「ツケの支払いを待ってくれっていうのならお断りだよ。もう三ヶ月もたまってるんだ。」といわれてしまう。
アン、店にある本の内容を想像。本(ブラウニングの詩集)に金色の泉と名前をつける。
店の前を馬車で通りかかるロジャー。ハンサムな上にお金持ち。町中の女の子がロジャーに夢中。お父さんは貿易会社の社長。
エマーソンの奥様にロジャー。
ロジャー、エリーザに声をかける。
聞いていた通りの楽しい子。
ブラウニングの詩集を妹のメアリーに買おうと店を訪れたロジャー。
エマーソン夫人に見初められて、アン、メアリーの遊び相手になってほしいと頼まれる。
アンをエマーソン夫人に預けて家に帰ってきたエリーザ。バートはまた寝てる。
バート、アンのことだから何かやらかして帰ってくるのではと踏んでいる。
アンが無事にお金をたんまりもらって帰ってこれるよう神様にお祈りするジョアンナ。いつも貧乏人には神様はいないって言ってるのに。
ロジャーとアン、馬車の上でお話。
家庭教師の先生がぜひメアリーに読ませなさいというのでブラウニングの詩集を買ったというロジャー。
家庭教師を知らないアン。
アンに学校に行ってるか聞くロジャー。孤児だから学校に行ってません、というアンと、別に孤児は学校に行っちゃいけないなんていう決まりはないんだよ、というロジャー。今はエリーザがアンの家庭教師。
ロジャー、エリーザはボーリングブロークで一番素敵な女の子だと思う。
ロジャーの家がお城に見えたアン。
召使いがいるロジャーの家。
アン「すごいわ!お屋敷では帽子は自分で帽子掛けにかけちゃいけないのね!」
階段の途中にある絵に目を奪われるアン。
アン「こんなに広かったら、家の中を掃除するのが大変ね。家くらいの大きさがちょうどいいわ。」
メアリー、一人で部屋のベッドで掛布をかぶって休んでいる。
ロジャー、そろそろ出かけないと、と、アンに後のことを頼む。
ロジャーが出て行ったとたん、買ってきた本をアンに投げつけるメアリー(ちょっと下膨れ)。
お菓子を買ってきてくれればいいのに、チョコレートやミントキャンディーが食べたいとダダをこねるメアリー。
本をいらないというメアリー。絵が一つもないし、絵があったって退屈なので本は嫌いというメアリー。それが信じられないとびっくりするアン。
本がほしいのかと聞くメアリーと、欲しいと答えるアン。
欲しいんだったら読ませてあげないし指一本触らせないと意地悪をするメアリー。
具合が悪いって聞いていたのにぴんぴんしてるメアリー。嘘だった。家庭教師がつづりの練習するっていったから嘘ついた。
つづりの練習ほど楽しいことは他に無いのにというアン。バカじゃないのかとアンにいうメアリー。
メアリー、部屋を抜け出す。ついていくアン。家の人に見つからないようにこそこそしている。
メアリー、アンに命令を聞くように言ってる。
アンを連れて別の部屋に行くメアリー。
母親が翌日まで帰ってこないのはチャンスとばかりに、母親の宝石箱の鍵を開けたりクローゼットの洋服を物色したりするメアリー。
一度でいいから晩餐会ごっこをしてみたかったというメアリー。
メアリーに顔に悪戯されるアン。
エマーソン夫人が帰ってきた。
洋服をどうやってしまえばいいかわからないアン。
メアリーのことが心配で帰ってきたエマーソン夫人。
なんとかエマーソン夫人が部屋に来る前に部屋に戻ったアンとメアリー。でも、エマーソン夫人の部屋の戸が開いていて片づけが不完全だったせいでばれそうに。
メアリーに問いただすエマーソン夫人。
メアリー、アンに目配せしたり、今日はアンとブラウニングの詩集を読んだと嘘を。
エマーソン夫人、お礼にアンにブラウニングの詩集をあげるという。アンびっくり。メアリーにはもう一冊買ってあげるという。
ちょっと待ってと言いかけるメアリーの手に指輪が残っていたので、手を出し損ねるメアリー。
このご恩は忘れませんというアン。くやしがるメアリー。
アンが出て行った後、扉に枕を投げて「大嫌い!」という。
本だけ持って帰ったので悔しがるジョアンナと微笑むエリーザ。

アンは生まれて初めて、自分の本を手に入れました。
その本をめくるだけで、素晴らしい空想の世界が広がっていくのでした。