まんが日本昔ばなし

おいてけ堀

鯉や鮒を釣ったら、「おいてけー、おいてけー。」という堀。
気の強い魚屋が、おいてけ堀に挑戦。
画面の外(視聴者)に向かって話しかける魚屋。昔話のスタイルとしては変わってる。
魚を釣りながら一服。火をつけるのを忘れてる。
「おいてけ」の声が聞こえなくなるまで駆ける魚屋。
柳の枝の影から女中の姿が。
「これ、その魚を私に売ってくださいな。」
「どうしてもいやかい。」
「どうしてもかい。」
「どうしてもかい。」
「ふふふふふ、これでもかい。」>のっぺらぼうだった
魚屋逃げる。
夜鳴きそばの明かりを見つけて駆け寄る魚屋。
夜鳴きそばの親父の顔ものっぺらぼう。腰を抜かす魚屋。
魚屋の女房の姿ものっぺらぼうに。気を失う魚屋。
これで終わりかっ(^-^;

八郎潟の八郎

十和田湖に一匹の龍がおった。龍の名前は八郎。
八郎は、もともとは人間で、岩手の雫石に住んでいた。
仲間二人の岩魚を食べたために龍になってしまった。
なんぞの坊という坊さんが十和田湖にやってきて、自分の棲家にするから出て行けという。
なんぞの坊、術を使って八郎を撃退。
八郎、北上川の上流、駒ケ岳とカドオカの丘をつないで湖を作ろうしたら犬に撃退される。
八郎、七倉のあたりに湖を作ろうとしたら、七倉の神々に追われてしまう。
八郎のすさんだ心が嵐を呼んで、多くの人々が死ぬ。
八郎、秋田の男鹿の浜に降り立つ。浜を湖に変えることに。
八郎、田沢湖の辰子姫を嫁にすることになって、しばしば田沢湖に通っているうちに、主のいないことの多くなった八郎潟は年々浅くなっていったそうじゃ。<せっかく作ったのに。


八郎潟の八郎
三湖伝説・八郎潟<なんぞの坊(南祖坊)と八郎、十和田湖の後で、田沢湖でも戦っているそう。今度は八郎が勝ったみたい。