まんが日本昔ばなし

鬼子母神(きしもじん)さま

埼玉県

「昔、狭山のミズトミ、広瀬というところは、何事も無く、のどかな村でした。」
ここらへんかな?

なんか見たことある地図の位置だなぁ、と思ったら、大六天さまの話(id:tail_furry:20060419#Mukashibanashi)と位置が近い。
のどかな村に子供をさらっていくという噂の鬼女現る。
村人たち、お釈迦様が住むといわれるとある山に登って行きました。<どこだ?
鬼女の住む洞窟に子供達が一杯(^^;;
鬼女の子供達、ちょうど一万人おりました。<多すぎ!自分の子供の前ではなんかかわいい目をしてる鬼女。
お釈迦様、怒って鬼女の子供を一人手のひらで遊ばせる。
鬼女、子供達を数える。「9999人…いない…うわー、一人足りん、私のかわいい子供が一人足りん!」<よく数えたなぁ。
お釈迦様に諭されて鬼女は村の子供達を返す。<今回の話だけ聞くと、結局何のためにさらったのか分からないよな。子供達を食べるため、というのは放送コードに引っかかるんだろうか?
この話、埼玉以外にもあちこち伝わってる話ですよね。


全然昔ばなしとは関係ないけど、鬼子母神というと、昔、堺正章さんが孫悟空をやっていたドラマの西遊記で、和田アキ子さんが鬼子母神の役をしていたことを思い出します。配役が強烈だったので(^^;;

いたずら仁王様

山形県上山市

「昔々、今の山形県の高松というところに、貧しいけれど心豊かな人たちの住む平和な村があったそうな。村には観音様を祭るお堂があって、その大きな山門の両側には、これまた大きな大きな仁王様が住んでおった。」
観音様、だから、ここか?

口開きの仁王様が真夜中の村に下りてきた。
真夜中に小便に起き出した小僧が犠牲に(^^;;びっくりして小便した上に腰をついて寝小便したみたいになった(^^;;
仁王様、ニワトリや犬や馬を逃がしてやりたい放題。
子供達、いたずら仁王様を退治しに立ち上がるも、あっというまにつかまって丸呑みに。<ぉぃぉぃ
目が慣れてきたら、綱のようなものがたくさん下がっているのが見えてきた。<あれ?この展開、どこかで見たような気が。「地獄のあばれもの」の閻魔大王の腹の中も同じように綱のようなものがたくさん下がってたな。
(→id:tail_furry:20060201#Mukashibanashi)
子供達に参ったという仁王様
仁王様のまたをくぐると風邪やはしかにならないと言い伝えられているそうな。


この仁王様、ネット上で探したけど、仁王門があるらしいことは確認できたが、仁王様がいるかまでは確認できなかった。。。

仁王像があること確認できました。ホッとした(^^;;
http://www.fromkiyama.com/tmk.htm