#324『夏美 押すな！ であります』
ダメと言われるとつい逆のことをしたくなるのが人情。
掃除機に押すなボタンが。思いとどまる夏美。
喫茶店にも押すなボタンが。
小雪、夏美を見習って初めてポエムを書いた。タイトルは「マキビシ 手裏剣 おむすびころりん」。
小雪に声をかけられた時には押す寸前だった夏美。
小雪と別れた帰り道の壁に押すなボタンが。
危うく押しかける夏美。
夏美の学校の黒板消しや、学校帰りの自動販売機、地面にも。
シャワーを浴びた時の石鹸に。
ギロロの額にも。
夏美の部屋の引き出しにも。
バスの停車ボタンが。
教科書の徳川家康の額にも。
弁当に。
冷蔵庫の中のもの全部に。
枕の横に。
ゲシュタルト崩壊し始めた夏美。
押しちゃった夏美。
ダメといわれると逆についやりたくなってしまうのはペコポンの昔ばなしでも証明済み。
全ペコポン人口と同じ数の押すなボタンを全世界に向けてばら撒いた。それらのボタンが全て押されたとき、自動的にペコポン侵略ミサイルが発射される。
残る押すなボタンはあと1つに。
556、ボタンを埋める。
ケロロの前に押せボタンが。
