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獣の奏者エリン

視聴六日遅れ。

第48話 リョザの夜明け

猛吹雪。
シュナンの陣は整ったが、大公は天幕の中で休んでいる状態。
闇にまぎれて真王の陣に巨大な台車が運び込まれたという報告を受けるシュナン。
本当に奇跡が起こるのではないかと兵が恐れている。
キリクを仕留め損なったと報告を受けるダミヤ。ダミヤ、キリクがここに来ると予想。
ヌックとモック、外で誰かが倒れた音を聞いて助けに。
イアル、風で弓が使えない。
カイルがイアルのところに。逃げていなかった。カイル、イアルに付き合うと言う。
けが人の加勢では足手まといだと断るイアル。
イアル「俺にとってハルミヤ様は…。己の理想のためにおばの命を奪うような男に、この国を治めさせてはいけない。この手で幸せをつかめと言ってくれた、あの娘のためにも。」
カイル、イアルが新しい光を見つけたと悟って退散。
エリンのいる獣舎に運びこまれたキリク。
傷ついている人を放っておけないと、キリクの怪我の手当てをするエリン。
キリク、エリンに飴を三つあげる。
キリク、傷はイアルとやりあったものではないとエリンに告げる。
エリンに妹のターヤの面影を重ねるキリク。
リランがうなりだした。
闘蛇の軍勢がやってきた。ヌガンもいる。
ヌガンの部隊の闘蛇は、城を守るためにヌガンに預けられたものだった。国の大事に城でのうのうとしておれないとシュナンに言うヌガン。
ヌガン「あなたは大公に与えられた闘蛇の笛と軍勢で畏れ多くも真王陛下を従わせようとしている。これは反逆です。」シュナン「私は、セィミヤ様を従わせようとは思っていない。」ヌガン「それを私は自分の目で見届けたいのです。」
大公が起きてきた。
大公「好きにするがよい。」「ヌガン。その目でしかと見ておくが良い。兄シュナンが世界を変える瞬間を。ヤマン・ハサルをもなしえなかった偉業を、見事成し遂げるその姿を。」
ヌガン(運命は、神のみぞ知る。)
大公「シュナンよ。この老いた父の目に、変革の時を、新しい時代の光を、見せてくれるか?」主アン「ご安心を。あの地平に日が昇るとき、全てが変わるのです。」
雪が小降りに。
キリク、日が昇る前に自分と一緒に逃げないかとエリンを誘う。行けないと答えるエリン。
最後までリランと共に生きる道を探すと言うエリン。
キリク「リラン。光という意味だったね。君に光が届くことを祈るよ。」
エリンの「キリク先生。キリク先生。生きて。生きて…ください。」と言う言葉に、ターヤの言葉を思い出すキリク。
キリク「ターヤと同じことを言うんだね。」エリン「ターヤ?」キリク「僕の妹だ。生きていれば君ぐらいの歳になっていた。」ありがとう、エリン。君こそ、生きて幸せになってくれ。」
去っていくキリク。
ドラの音が。
ダミヤの前で踊りを始める人たち。
吹雪の中、キリクの目の前にイアルが。
キリク「もうじき夜が明ける。決着をつけるかい?」
戦い始めるキリクとイアル。
キリク、死ぬ気だった。キリクの首に剣を当てるイアル。
キリクとイアル、仮面の男達に囲まれた。
仮面の男達と戦いを始めるキリクとイアル。
怪我をしているが結構強いキリク。
キリク「早く行け!あの子のもとへ!」
キリクがやられそうなところを助けるイアル。
キリク「なぜ、行かなかった?」イアル「死なせはしない。助かる命なら、なおさらだ。」
キリク「血止めなら自分でもできる。ダミヤ様に近づくなら、これを使え。行け。行ってあの子を…エリンを頼む。」
イアルに仮面を渡すダミヤ。
うなり声をあげ続けるリラン。リランを竪琴でなだめるエリン。
キリク、雪の中這って進む。
仮面の男達に紛れ込んだイアル。
夜が明ける。
キリク「僕にも光が見えるよ。きれいだよ、ターヤ。」
涙を流すキリク。
セィミヤも涙を流す。
世界がこれほどに広く美しいことを知らなかったと言うセィミヤ。