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こんにちは アン 〜Before Green Gables

(視聴一日遅れ)

#37『ひだまりに抱かれて』

カーライル院長は、プリンス・エドワード島にもらわれていく11歳の女の子を、アンとエドナのどちらかから選ぶことにしました。
ところがアンは、エドナの罠にかかってしまったのです。

エドナの言葉を信じたアンは、心を決めました。

寝室に帰ってから、窓を向いてひざを叩くアン。アン「胸が焦げてしまいそう。これで私はもうプリンス・エドワード島には行けないんだわ。でも…、これでいいのよ。自分で決めたことだもの。後悔なんか絶対しないわ。するもんですか。」
アン、誰かが部屋に入ってくる気配に隠れる。
エドナが帰ってきて、アンが戻っていないことを確認すると、ニーナとキャシーに、あの子を騙すのは簡単ね、と報告。
アン、怒って飛び出し、エドナを羽交い絞めに。アン「許さない!」「許さない、許さない!私がどんな思いで院長先生のところへ行ったか!謝りなさいよ!」エドナ「いやよ!」
取っ組み合いのけんかに。
呼ばれてきた先生達。でも、ミス・ケールはその場で気が遠くなって役に立たないw
ジョセフ・ケンジントン「やめるんだ、二人とも!プリンス・エドワード島行きは取り消すぞ!」アン「構わないわ!私はもう行かないんですもの。」
アンがプリンス・エドワード島に行かないと知ってぽかんとするテッサ。
院長先生の前に立たされるアンとエドナ。
カーライル院長「アン・シャーリー。あなたほど騒ぎを起こすのが得意な子供は初めてです。」<w
カーライル院長「エドナも火事騒ぎの時の反省が全く身についていないようですね。ケンカの原因を話しなさい。」アン「エドナが嘘をついたんです!」カーライル院長「どのような嘘です?」アン「それは…。エドナが知っています。」カーライル院長「エドナ、話なさい。」エドナ「何のことか解りません。」アン「本当のこといいなさいよ!言ったじゃないの、私を騙したって。卑怯だわ!」カーライル院長「静かに。理由が何であったにしろ、みんなが譲り合い協調して過ごすべきこの校舎で、野蛮な行動を取ったことは許すわけにはいきません。二人に罰を下します。」
アンの左手と、左利きのエドナの右手を重ねて、食事の時、用を足す時、寝る時以外に手を離さないように言うカーライル院長。離せば杖で打つと言う。
カーライル院長「いいですね。二人が互いを許しあい、きちんと私に説明できるようになるまで、決して手を離してはなりません。」
授業中も手をつなぐ二人。顔はそむけたまま。
男の子「お、お前達、何で手つないでんの?」ジョセフ・ケンジントン「二人に余計な口を利く者は、院長先生が罰を下すぞ。」<おいおいw
全く譲り合う気配を見せないアンとエドナ。
ジョセフ・ケンジントン「院長先生、こうなると、プリンス・エドワード島行きは、エドナで決まりでしょうね。アンは、プリンス・エドワード島行きを断ったし、ケンカも、アンが吹っかけたようです。」カーライル院長「まずはエドナの母親の消息を明らかにすることです。サイラスは?」ミス・ケール「まだ、戻っていません。」ジョセフ・ケンジントン「しかし、もし母親が見つかったとしてですよ、いまさらエドナのことを聞かされても、迷惑がるだけではないでしょうか。エドナをここへ置き去りにしていった、無責任な母親です。エドナがプリンス・エドワード島に行こうが、関心がないのではないでしょうか。」カーライル院長「憶測で物を言ってはなりません。全ては事実を明らかにしてからです。」
馬を走らせるサイラス。
意見が食い違ってケンカになるアンとエドナ。
いつのまにか手を離してる。アン「互いが相手を許すなんて無理だわ。私、絶対あんたを許せないもん。」エドナ「ご勝手に。」アン「お母さんに捨てられたなんて、この世で一番ついちゃいけない嘘だわ。そんな嘘をつく人をどうやって許せというの!」エドナ「ふん。嘘じゃないわ。半分は本当よ。私、捨てられたのよ。」アン「あ…。また私を騙す気?」エドナ「はー。そうね、そう思えば。」
ジュディのことを思い出すアン。
アン「ねえ、あのお人形。ジュディは院長先生に内緒で隠していたんでしょう?」エドナ「あんたに関係ないでしょう?」アン「ジュディはエドナのお母さんが作ってくれたんじゃない?」「やっぱりそうなのね。だって、ジュディはエドナにそっくりだもの。髪も目の色も。」
実際、その通りだった。母親が人形を作ってくれた時のことを思い出すエドナ。
アン「あんなかわいいお人形を作ってくれるお母さんが、エドナを捨ててく訳ないわ。」エドナ「いいえ、捨ててったのよ!」
エドナにジュディの人形を大事にするように持たせて孤児院に置いていった母親。
エドナ「お母さんは口には出さなかった。でも、私なんかいらないから、邪魔だから、だから捨てていったのよ。だから、二度とここへこないの。私の言ったこと、嘘じゃない。ここにいる限り、私はお母さんを憎んで生きていくのよ。」
アン、涙目に。
サイラスが馬車に女性を乗せて帰ってきた。サイラスに待っているように言われると、震える女性。
エドナの母親を連れてきたとカーライル院長に報告するサイラス。
泣いているアン。
エドナ「なんで、泣くのよ。」アン「お母さんを、憎むなんて。」エドナ「それで、なんであんたが泣くのよ。」アン「私は、お母さんの顔も知らないわ。抱っこされたことも、名前を呼ばれたことも覚えてないの。だから、お母さんのことを思い浮かべる時は、いつもお花のにおいと、陽だまりに包まれているところを想像するの。ああ、お母さんに抱きしめられたら、きっとこんなあったかいんだわって、想像するのよ。お母さんを憎むなんて、どんな気持ちが想像できないの!」
大泣きするアン。
アンとエドナの前にエドナの母親が。
エドナの母親「エドナ…。」エドナ「何しに来たの?今頃…。」母親「あ。お母さんを、怒ってるのね。」エドナ「あんたの顔なんか見たくない!」母親「ジュディはまだ持ってる?」
動揺するエドナ。
母親「お人形のジュディだよ。まだ、持ってる?」エドナ「持ってないわ。あんな人形持ってない。帰って!帰って!帰ってよ!」
泣き出すエドナ。
ジュディ隠していた人形を小屋から持ち出して隠して走り去る。追いかけるアン。
雨が降ってきた。
川までやってきたエドナ。川に人形を投げ入れるエドナ。
アン、走って川を流れる人形を追いかける。
雨の中一人で校舎まで戻ってきたエドナ。ちょうどジョセフ・ケンジントンがエドナを探していたところだった。
カーライル院長にアンのことを聞かれて知りませんと答えるエドナ。
ジョセフ・ケンジントンにアンを探すように言うカーライル院長。エドナに母親が見えていると言って院長室に通そうとするカーライル院長。
エドナの母親「エドナ、今まであんたに何も言わずに、ごめんね。私はもう、長いことひどい病気に罹っているんだよ。それでも働いて、なんとかあんたを食べさせてた。だけど、4年前に体が弱って、もう働けなくなった。仕事は首になって住む所も追い出されて、もう、どうにも生きていけなくなってしまった。それで、あんたをここへ連れてきたの。あの時は一人で死のうと思ってた。けど、できなかったんだよ。あんたの顔を思い出して。」エドナ「う、嘘よ!口だけよ!だったらどうして、一度も来てくれなかったの?一度だって私に会いに。」母親「私は、人に嫌がられる病気で、世間の人は、私を避けて寄り付かない。そんな母さん、迷惑かけるだけじゃないか、私のことなんか忘れて、あんたは自分の道を歩いたほうがいいって、そう思ってた。」
涙を拭くミス・ケール。<結構涙もろい
ミス・ケール「お母さん、もっと気持ちを強く持ってくださいな。」サイラス「メアリーさんは、倒れていたところを療養所の先生に助けられ、ずっと、そこにいたんです。」カーライル院長「それで、ご病気は今も?」母親「なかなか思うようにはいきません。でも、少しずつ良くなって来たんです。いつか、奇跡が起こって、ここへ迎えに来られたらって、ただ毎日そう思って生きてきたんです。」
アンの言葉を思い出すエドナ。(あんなかわいいお人形を作ってくれるお母さんが、エドナを捨ててく訳ないわ!)
ジョセフ・ケンジントン、アンがどこにもいないとカーライル院長に報告。
また逃げ出したんだと言うジョセフ・ケンジントンに、アンは川にいると言うエドナ。
小枝に引っかかっていた人形を取ろうとして川に落ちるアン。
エドナ、雨の中アンを探しに。「バカよ。アン・シャーリーのバカ。」
エドナの後を着いて行くジョセフ・ケンジントンとサイラス。
大声を出してアンを探すエドナの前に、人形を抱えたアンが。
エドナに人形を渡してその場にしゃがみこむアン。
雨が上がった。
先生二人に連れられての帰り道に、ミス・ケールとエドナの母親が。
エドナの母親、エドナが人形を持っているのを見てビックリする。
人形の背中から指輪を取り出すエドナの母親。
エドナの母親「あんたが小さかったからきっと無くしてしまうと思って、この中に縫いこんだの。どんなに離れても、あんたのそばにいられるように。」
エドナに指輪を渡す母親。亡くなっていた父親の形見の指輪だった。
母親を抱きしめるエドナ。
ミス・ケールだけじゃなく、ジョセフ・ケンジントンも後ろを向いて右腕で隠しながら泣いているw
カーライル院長がやってきた。

春の雨に濡れて、アンは思うのでした。
お母さんは、やっぱり、暖かな陽だまりの匂いが、するのだと。