こんにちは アン 〜Before Green Gables

視聴五日遅れ。

#29『ハガティさんの秘密』

ずいぶん顔が成長したアン。
今日もビオレッタに報告。そばかすが3つ消えていた。そばかすが消えるといつもいいことが起こる。
ハモンドのおじさんが、おばが訪ねてきて赤ん坊の面倒を見てくれるだろうからと、アンに学校に行くのを勧める。
久々の学校。おばさんの具合が悪くてずっと行けなかった。
足をくじいて道端でうずくまっているハガティさん。
アンがメアリズビルから来た次の日以来会っていないのに、アンのことを覚えていたハガティさん。
面倒くさいことはごめん、人に心配されるのは嫌い、というハガティさん。アンの助けを断る。
アン、学校よりもハガティさんのことの方が心配。
心配しないでいるのは息するのをやめるより難しいと言うアン。
ハガティさん、昔は赤毛だった。
なんか遠目から見たときの人物の顔の作画が手を抜きすぎな気がするTT
ハガティさん、アンが無口な子だと思っていた。
ハガティさんの家の周りの庭が花畑に。
アンの好意を素直に受け入れているハガティさん。
お庭でメイプルクッキーと紅茶をいただく。
普通に紅茶を入れるのが難しい。
ハガティさん、25歳で白髪になった。当時から産婆として働いていたが、白髪頭は奥さん達に受けがよかった。実際の年齢より年寄りに見えたから安心したのかもしれない。
ハガティさん「人にあなどられるのだって悪くはない。第一、謙虚になれる。そして、少し手もあなどられないようにと努力することができる。だからね、人間見た目ではないんだよ。そんなものに関係なく、要はその人自身の心の問題だ。神様は何もかもお見通しなのよ。」
おしゃべりが過ぎて疲れたハガティさん、横にならせておくれと言う。
アン、ハガティさんにどうして産婆になったのか聞く。
ハガティさんの母親は15人の子持ちで、ハガティさんが一番年上だった。赤ん坊の世話がうんざりだったので、一生結婚しない、子供を作らないのが世界一素晴らしいことだと思った。
ハガティさん、命が生まれる瞬間を手助けする仕事が気に入っていた。
ハガティさん、取り上げた赤ちゃんのことをノートに書きとめていて、一人一人の赤ちゃんのことを詳細に覚えていた。それと同時に、みんなの人生の幸不幸を見てきた。
ハガティさん「でもね、今はこう思っているよ。生まれなければ、何も始まらない。赤ちゃんが生まれてくるのは、幸せになるため、そして、周りの人を幸せにするためなのよ。」
ハガティさん、もう仕事はしないという。ハモンド家の双子を取り上げたのが最後の仕事になった。体が弱くなって思うように動けないのに続けてもいいことは何も起こらないと言う。
毎日一生懸命そばかすを数えているアン。
アンにいい事が起きなくても他の誰かに起きれば、いつかアンにもいい事が起きる。
ハガティさんを訪ねてきた夫婦が。
ジョーとエイミー。ジョーは生まれた時ハガティさんの世話になった。
取り上げてから一度も会ってなかったのに顔をみただけで分かった。母親にそっくりだった。
今日がジョーの23歳の誕生日だった。
ジョー、お願いがあって来た。来年の春に生まれる子供をぜひハガティさんに取り上げてほしいというお願いだった。
断るハガティさん。
アン「ハガティさんは、きっと引き受けるわ。ハガティさんがジョーさんの命を救わなかったら、新しい赤ちゃんも生まれてこない。ハガティさんが取り上げた命が、どこまでもつながって行くのよ。幸せな気持ちで育てたイチゴが、みんなを幸せにしていくように、みんなの幸せがつながっていくの。ハガティさんの手で。ハガティさんはもう一度、命が生まれる瞬間に立ち会う気持ちになるのよ。だって、今日は、いいことが起きる日なんだもの。朝、鏡を見たときから決まっていたのよ。」
困るハガティさん。
アン「お願い…ハガティさん。」
ハガティさん「あんたが初めてだよ。私が一度決めたことを変えさせるなんて。しかたない。最後の仕事だよ。」
ジョーと一緒にハガティさんに感謝するアン。
ジョーの馬車に乗ってハガティさんの家を去るアン。
ハガティさん「もっと早くあの子に出会っていれば…。子供は一生いらないと思っていたけれど、あんな子だったら欲しかった。」
ハモンドさんの工場、水車小屋。
ハモンドさんに用事以外のことも話すことにしたアン。
ホテルを建てる案件が入ったハモンドのおじさん。
頑張りすぎて胸が苦しくなってその場に倒れるハモンドのおじさん。

それは美しい10月の夕暮れ。
幸せな気持ちだったアンの胸に、小さな不安が広がっていきました。