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獣の奏者エリン

第39話 闘蛇の襲撃

キリク、王獣たちを眺めながら、ダミヤとのやりとりを反芻。
エリンが王獣を従えて大空を飛べることを真王が知ったらどう思うだろう、とエリンに言うキリク。
ござ船でカザルム川を下って王都まで行く予定の真王陛下一行。
カザルム王獣保護場の裏にある展望の丘の上からよく見えそうというカリサ。丘から陛下のござ船を見下ろすのは大変失礼なことよ、と言うエサル。
学童達に自然観察させたいというトムラや他の教導師。エサル「自然観察とはよい考えね。」「
でも、行き過ぎて、展望の丘から足を滑らせてはダメよ。」「あくまで自然観察。くれぐれもおとなしく観察させること。いいわね?」<トムラ先生、見抜かれてたw<学童たちも楽しみにしていたみたい
シュナン、現在の闘蛇軍の報告書を渡される。
ヌガンが戻ったという報告を受けるシュナン。
病床に伏している大公の前に現れるヌガン。剣に手をかけるヌガン。シュナンが入ってきて剣から手を離すヌガン。
シュナン、ヌガンに戦場を狭めてほしいという。真王が王都を離れている時に闘蛇軍が活発に動くと真王領の民にいらぬ疑いを招きかねない。
ラーザどもを蹴散らすことで疑いをかき消す、代々、わが身で穢れを引き受けて真王とこの国を守ってきたから次の時世もそれは変わらないから、それを全うすることで忠義を示せばいい、というヌガン。
ダミヤに、今ほどこの国を身近に感じたことがないという真王。王獣が子供を生むということがなければ王宮の外に出てみたいと考えることはなかった。おかげでこの国に暮らす人々の本当の姿を見ることができた。
セィミヤ、そろそろ真王が船に乗る頃かなと考えている。
自然観察に出かける学童達。真王がいないのになぜか♪ようこそようこそカザルムへ…って歌ってる(^^;
自然観察に一緒に出かけるエリン、トムラ、キリク、そしてなぜかモックとヌック(^^;
望遠鏡を持ってきたシロン。
ござ船を先導する船を見つけるシロン。
城が丸ごと船に乗っている。
なにやら外を気にするダミヤ。
望遠鏡で見ていたシロン、支流から何かが流れてくるのに気がつく。
闘蛇を操る仮面の男達の群れがござ船に近づいてきた。
アイキャッチ前と後でござ船から闘蛇への距離がおかしなことに(^^;
船が襲われているのを目の当たりにするエリンたち。
先導の帆船がやられた。
エリン、ござ船が闘蛇に囲まれているのと自分の母親が闘蛇に囲まれていた状況を重ね合わせる。
エリン、いてもたってもいられず保護場のほうへ。キリクが後を追う。
鞍をもってリランのところに行くエリン。
キリク、エリンにやめるんだという。エリンがリランと飛べば、エリンを利用しようとする人間が出てくるという。
エリン「私は、人の掟のために王獣を縛りたくないし、人が目の前で死んでいくのを見過してはおけません。」
リランを飛ばすエリン。
キリク「チッ。」
矢を打ち続けるイアルたち。
船に体当たりを続ける闘蛇たち。
ござ船が沈みそう。
イアル、王獣が人を乗せて飛んでいるのを目撃。
キリク「我々の計画を、邪魔させるわけにはいかない。」と馬を走らせる。
リランが暴走。エリンの言う事を聞かなくなる。
闘蛇たちが硬直。
闘蛇たちを引き裂き始めたリラン。闘蛇の血がエリンの顔に。

リランは、その鋭い爪と牙で闘蛇を引き裂き、噛みちぎりました。
闘蛇の粘液が持つジャコウに似た甘い匂いと、血の臭いが混じって辺りに立ち込める中、野生をむき出しにした王獣が闘蛇を一方的に襲う様子を、人間は、ただ声もなく見つめるだけでした。

↑学童達のトラウマになりそうTT
気絶していたがようやく気がついたダミヤ。真王は気絶したまま目を覚まさない。
ダミヤ、王獣が闘蛇を食いちぎっている様子を見る。
ダミヤ「ああ…。これが、太古の昔、アフォン・ノアの彼方よりタハイ・アゼに舞い降りた聖なる獣。千の闘蛇さえ滅ぼす、王の力。そして、それを操る清い乙女。ああ〜。なんとすばらしい!」
ダミヤうっとり。

これは、全て自分が引き起こしてしまったこと。
目の前の現実に押しつぶされそうになりながら、エリンは目をそらさずに、ひたすらその光景を見つめ続けるのでした。

エリン、ぐるぐると気が遠くなって続く。