こんにちは アン 〜Before Green Gables

視聴三日遅れ。

#24『クリスマスの魔法』

バート(俺の人生は、失敗ばかりだった。誇りも、信用も、何もかも無くしてきた。だが、まだ無くしてねぇものがあったんだ。)(俺の、家族。勝気なジョアンナ、不器用で臆病な俺にそっくりの息子達。そして、アン。)
いつの間にか、アンの家の近くに線路が。前からあったのか?
ノア、自分でご飯を食べられるくらいまで回復した。
今週の作画、いつもよりあっさりしてない?
ノアが助かってみんなも生まれ変わったような気がするというジョアンナ。
明日はクリスマスイブ。
森に行ってもみの木を切ってクリスマスツリーにすると言い出すバート。
ツリーを切るのは初めてのバート。手ごろな木を見つけて切り倒した。
ツリーがうまく立たなかった。
古い箱からツリーの飾りを取り出すジョアンナ。お金が無いのに、よくそんなものとっておいたな。
アン(エッグマンが言っていたわ。子供の頃は、誰でも夢や魔法を心の中に持ってる。でも、大人になるとそれを箱に押し込んで、胸の底に隠してしまうんだって。)
クリスマスのごちそうを作るためになんとかしてチキンを手に入れて見せるというジョアンナ。
街にトロフィーと靴が入った箱を持ってきたバート。

それは、バートがまだ若く、自信にあふれていた頃、ダンス大会でバートに名誉と栄光をもたらした靴でした。

バートが息子の命を救ったという話が街の噂になっている。
バート、雑貨屋に、箱を売ってプレゼントを買いたいと告げる。これしか売るものが無いというバート。
雑貨屋に来ていたランドルフの父親が買い取ると言う。雑貨屋に来ていた人や雑貨屋も、バーとのためにお金を出し合う。ランドルフの父親「この男が家族のために手放そうとしているのは、自分の誇りや名誉だ。男にとっちゃ命のように大事なものだ。」
プディングが焼けた。
袋を担いで帰ってきたバート。
ジョアンナ、隣の雪かきを毎日ただでやる約束をして、チキンや卵をもらってきた。
バート、袋の中から、みんなへのプレゼントを出すという。
ハリーに馬のおもちゃ。エドワードに兵隊のおもちゃ。ホーレスにバートとおそろいの帽子。ノアにマフラー。アンにクマのぬいぐるみ。ジョアンナにコート。
アン、自分のぬいぐるみを持てるなんておばあちゃんになるまで無理だと思っていた。
ジョアンナ「こんなに高いもの、どうやって?」バート「靴とトロフィーを買ってくれた人がいたんだ。」ジョアンナ「まさか。あれは、あんたの宝だったのに。」バート「今の俺には、お前達の喜ぶ顔の方が大事だ。」
バート、ジョアンナと一緒にダンスをする。
お互いに涙を流すバートとジョアンナ。

それは、トーマス家が、最高の幸せに包まれた、クリスマスイブでした。

朝早く起きたアン。ツリーが消えてないか心配でツリーのところに来ると、ツリーのそばにバートが。
バート、なんだか眠れなかった。いろんなことを考えていた。
バート「俺はいつか、ジョアンナに言われたことがある。あんたはいつも面白おかしいことを探してる。そんなもの、人生のどこにもないのに。ってな。ジョアンナの言うとおりだったんだ。俺は楽をして富や楽しみを手にする人生がほしかった。そして、なぜ望むものが手に入らないのか、なぜこんなに運が悪いのかと、世の中を恨んでいたんだ。俺はどこにもないものを探して、自分や周りの人間を、不幸にしていたんだ。だが、そんな生き方はもう終わりだ。」アン「ううん、おじさん、どこにもないなんて、そんなことはないのよ。だって、面白いことや楽しいこと、幸せなことは、自分の心の中にあるんですもの。私、朝おばさんにしかられなかったら、ああ、今日はなんてついてる幸運な日なんでしょうって思うの。もし朝ごはんにチーズがひとかけらついていたら、夢にまで見た素晴らしい日だわ。それは時々落ち込んで元気がない時だってあるけど、少しだけ想像力を使えば、力が沸いてくるのよ。そう、今日は世界が生まれた最初の一日目だって想像するの。そうすると、くたびれた重い靴も、羽根が生えた空飛ぶ靴のように軽くなるわ。」
バート「俺が今、子供に戻れたら、その想像力とやらを使えるかもしれない。だが、もう遅い。俺はいろんなものを無くして来た。何を無くしたか、分からないくらいだ。大人になるっていうのは、そういうことなんだ。」アン「おじさんは気がつかないだけだわ。幸せは、今だっておじさんの心の中にたくさんあるのよ。それに、遅くなんかないと思うの。クリスマスが終わると、いつも何だかがっかりするけれど、でも次は雪の下から芽吹いて、春がやってくるでしょう?そして夏が来て、秋が来て、またクリスマスが来て、季節は繰り返して、命は何度でも生まれ変わるわ。おじさんも同じよ。世界が生まれた最初の一日目から、また始められるわ。」
バート「アン…。なぜ、今まで気づかなかったんだろう。お前がこの家にいてくれただけで、俺がどれだけ救われていたか。なのに俺は、お前をろくに学校にも行かせてやれなかった。俺は、今度こそ、ちゃんとした仕事につく。もうお前やジョアンナを困らせたりしない。だからお前は、学校へ行け。大好きな勉強を、好きなだけしろ。」「お前は、俺の家族だ。」
バートの言葉に、バートの胸で泣くアン。
バート、仕事を見つけに今から出かけるという。今から歩いていけば夜明けには町に着くだろうという。バート、考えたいことが山ほどあるから歩きたいという。
バート「ジョアンナに言っておいてくれ。必ず夕食までに仕事を見つけて戻ると。」
クマのぬいぐるみの名前をバートにつけてほしいというアン。考えておくと約束するバート。
雪道を歩くバート。
バート(俺もアンのように、星を眺めたことがあった。初めて見た流れ星。夜明けに出会ったヘラジカ。)
雪に埋もれた線路の上を歩いているバート。
バート(幸せは、俺の心の中にあるから。そうだ、この線路の先に、俺の新しい人生が始まるんだ。)
バート、後ろから迫ってくる除雪車に気づかない。ブレーキをかける除雪車。


次回予告が悲しい音楽にTT


シナリオディレクターの島田満さんのブログに今回の話についての内容が。
さくらのブログ
そっか、バートの命はノアと引き換えになるところを神様がクリスマスの間だけ延ばしてくれていたんだ…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚


あと、同じはてな内で感想を書いている方のページでちょっとクスッときたのが。(悲しい話なんだけど)
今日のこんにちは アン 〜Before Green Gables #24 「クリスマスの魔法」 ★★★☆☆ - ナナミの雑記部屋
「殺ったね♪マーチ」って(^^;
続、まさかの鬱展開 - 僕の僕
やったね♪マーチのタイミングがシュールに感じた方多かったのかな?