こんにちは アン 〜Before Green Gables

視聴一日遅れ。

#22『素晴らしいお客様』

9歳になったアンは、メアリズビルで、3度目の冬を迎えていました。

前の話から2年経っちゃった。アンでっかくなった!
店頭に飾ってある熊のぬいぐるみが気になるアン。アン「クマちゃん、もうじきクリスマスだから、すてきな女の子にもらわれていくといいわね。」
アン、雑貨店に小麦粉を分けてもらい、その月の支払いを待ってほしいと、先月も先々月も言っているようだ。
バート、雇ってくれる人もいなくて、ろくに働いていない。<前に逆戻り
バートはアンには前よりはずっとやさしいらしい。
ストー夫人(ミルドレッドの母親)が雑貨店に。
アン、もう2年も学校に行っていない。
2年前にエッグマンから薬草について教えてもらったおかげで、ストー夫人が探していた薬の代わりになるもの(エキナセア)を雑貨店の棚から見つけることが出来た。
エッグマンに教えてもらったことは全部覚えているというアン。
アン、いつも想像の中では学校に行っている。算数を教わっているところはうまく想像できない。
小麦粉を分けてもらうことが出来たアン。
アンと入れ替えにランドルフの父親が雑貨店の中に。ジェフリーが捕まったという知らせを持ってきた。

学校へ行けないアンとはうらはらに、ホーレスとエドワードは、学校へ通うようになっていました。

ホーレスとエドワード若干成長した。
アン「私がもし男の子でもらわれっ子じゃなかったら、想像の中だけじゃなくて、本当に学校に行けたのにな。」
ハリーがいっそう成長。ロキンバーはそのまま。ノアは立って歩いてるし、言葉も話してアンの手伝いまでしてる。
アンに学校ってどんなところか聞くノア。
エリーザのことをノアに話すアン。エリーザ何してるんだろう。
アンのそばかすが大好きというノア。ノアのほっぺが大好きなアン。
ランドルフとミルドレッドが来た。大きくなってる。特にランドルフはアンよりも頭ひとつ分高い。
ランドルフとミルドレッドはいつもノートや本をアンのところにもってきているようだ。
サディが引っ越して親戚と一緒に住むことになり、毎日学校に行けることになった。アンのことがずっと大好きだといっておいてとアンに伝言が。
ハリー、目を離せない年頃のようだ。いすをひっくり返して泣いてしまい、ランドルフたちとの話が中断してしまった。何か手伝えることが無いか聞くミルドレッドに、時々来てくれるだけで十分と答えるアン。
アンが忙しくて勉強する時間もないのだと気づくミルドレッド。
算数も書き取りもアンがいない間に難しくなっていて、アンにはひとつも解らない。
パンを焦がしてしまった。
ホーレス、宿題なんてやったことない。
バートが酒を求めてさまよってる@@;
ジョアンナ、やつれたTT

夜、やっと勉強できると思っても、疲れきったアンは、眠ってしまうのでした。

みんなに取り残されると思って泣けてきたアン。
アンの家のそばで立ち往生した馬車に気づくアン。
馬主と一緒に馬車を押すアン。動かない。
馬の野ばらちゃんを家から応援に連れてくるアン。
馬主(最後は普通にTが付くスコット)の借りてきた馬にピッパと名前をつけるアン。
なんとか馬車が動いた。
お礼にとメイプルクッキーをもらうアン。
前から一度誰かをお茶に招待したかったと、スコットを家に招待するアン。
いちおう紅茶はあるのね。
クッキーの形が不揃いのほうがいろいろなものを想像できるから楽しいというアン。
ピッパというのはブラウニングの詩「ピッパが通る」に出てくる女の子の名前。

ピッパが通る

ピッパが通る


「時は春 春は朝 朝は7時 丘は露に輝き ひばりは空にあり かたつむりサンザシにありて 神は天にあり 世は全てこともなし」は「ピッパが通る」の一節だった。
先生が大好きだった詩だというスコット。先生の名前は、ウォルター・シャーリーだった。
スコット「そういえば、君はシャーリー先生にどことなく似てるね。楽しくてロマンチックで、まるで背中に翼が生えているようなところも。」
アン「神様が落し物をしたのよ。それを今、拾った気分だわ。」
スコット、アンがシャーリー先生の娘だと知ってびっくりする。「なんてことだ。そんな偶然が、あるなんて。」
アン、お父さんのことをお話してとスコットに頼む。
スコット「僕が教わっていた頃のシャーリー先生は、ユーモアがあって、おしゃべりで、何より温かい心を持っていた。だから、いつも先生の周りは子供達でいっぱいだったんだよ。でもね、その頃の僕は体が弱かったんだ。しょっちゅう学校を休んでいて、勉強も遅れていた。何のとりえもないし、どんどんみんなから置いていかれて、何かをしようっていう勇気もなかった。」
アン、今のおかれている状況にそっくりのため、思わず「似てるわ。」と言ってしまう。
スコット「僕は、この冴えない運命と一生お付き合いするんだろうって思い込んでいたのさ。そんな時だった。シャーリー先生が家にやってきてくれたのは。」
ウォルター・シャーリー『スコット、誰でも必ず、ついてない時期があるんだよ。何をやっても、人より遅れをとっているような気がする時にはね、今は、休み時間なんだって思えばいいんだよ。人生にはたくさんの曲がり角がある。次の曲がり角を曲がったら、全く別の人生が開けているんだ。』
スコット「僕は信じることにした。次の曲がり角を曲がれば、僕にもシャーリー先生のように、素晴らしい人生が待っているとね。誰かと比べたり、むやみに落ち込んだりせず、努力することにしたんだよ。そして、僕は教師になった。」
スコットに勇気付けられたアン。
スコットを送るアン。スコット「僕が卒業する時、先生は僕に言ったんだ。波間に浮かぶゆりかごって、素敵な言葉だと思わないかって。」
結局波間に浮かぶゆりかごについて何のことか聞きそびれてしまったスコット。今でも謎。
ノア、アンを探しに外に出たところを、家の屋根から落ちてきた雪の下敷きになってしまう。

トーマス家に、大事件が起ころうとしていました。