#8『遠い調べ』
アンの住むボーリングブロークに、冬が到来しました。
雪合戦をするホーレスとエドワード。
ケイティ・モーリスは一年中、春の世界に住んでいるらしい。
バートがお酒を飲まずに真面目に働いているので、このごろ、美味しい塩漬け肉が食べられる。
職場に弁当を忘れたバート。
アン、薪を持ってくるだけでどれだけ時間が掛かっているのかとジョアンナに小言を言われる。
バートがお弁当を忘れて言ったので届けに行くように言われたアン。
働いているバートを訪ねてきた、ジェシー・グレッソン。アンの母親、バーサ・シャーリーの友人。アンのことを気にかけている。
バートのことが評判どおり愛想が無くてとてもまともな人には見えなかったというジェシー。ジェシーの夫によると、アンがひどい暮らしをさせられていると言う噂があるらしい。
ジェシー、アンを引き取らなかったことを、ずっと後悔してきた。今からでもアンを引き取りたいと思うジェシー。
親方にジェシーと話していたことを怒られるバート。
バートへの弁当を親方に渡すアン。
親方（フランクリン）に荷物が足りないと言われるバート。バート、信用されていないらしく、盗人呼ばわりされる。向こうの数え間違いだったという電報が。
バート、仕事仲間に酒を飲もうと誘われるが、「いや、遠慮する。飲むと何かしでかしそうだ。」と断る。＜すごい進歩だ。
ホーレスとエドワードのケンカに巻き込まれるハリー。ちょうど帰ってきたバート。
バート「いいかげんにしろ。俺が帰ってくる時ぐらい、どうしてガキを静かにさせておかない！」
バート、疲れていてジョアンナに対してケンカ口調に。
バート、仕事中に、ちょうど通りかかったビリーとスーザンという夫婦に15年ぶりぐらいに再会する。
バート、ビリーにでかい仕事を任されていると思われる。
バート、町一番の人気者だった。昔、町一番のハンサムで、ダンスパーティのスターで、憧れの的だった。バート、ダンスが上手で何度も優勝したらしい。
ビリーとスーザン、アランの屋敷で催されるパーティに招待されていた。バートも来ないかと誘われる。
バート、親方に見つかって「バート！とっとと持ち場に戻れ！お前のような能無しを首にするのは簡単なんだぞ！」と言われて、「すまん。」とその場を後にして持ち場に戻る。
バート、やかましい家でアンがどうしていつも楽しそうにしていられるのか不思議でならない。アン、バートが怒っているときと比べたら何でも無いという。
アン、ノアがアンの赤ちゃんだというつもりで考えたらノアが可愛いという気持ちがどんどん大きくなって、何もかもイヤな事じゃなくなる。他にもいろいろなつもりになって考える。
アン、なったつもりになることをバートに薦める。
バート、若い頃は、うちの会社の社長みたいになりたいと思っていたが、今は、何になりたいのかももう解らない。
アン、バートに、大好きなことを考えてみるように薦める。
バートもジョアンナもダンスが好きだった。
バートにダンスをしていることを考えるように言うアン。
回想の中のバートとジョアンナが若すぎるｗ
バートとジョアンナ、ダンスコンテストで優勝してた。
ジョアンナの金きり声で現実に引き戻されちゃった。
バート「うちで一番幸せなのは、アンなのか。」
バート、ジョアンナに、ダンスパーティのことを切り出すが、ジョアンナが現実的なせいでジョアンナの話の途中で部屋を出て行く。
バート、一人で、昔のコンテストのトロフィーを持ち、ダンスの靴を履いて、どこかへ。
馬車の前に出てきた動物に馬が驚いて、馬車が脱輪。投げ出されるバート。
バート「まだ、間に合う。取り戻せる。今からでも、オレは、あの時のように。」
パーティが終わったところに到着したバート。
バート、ビリーとスーザンが話しているのを聞いてしまう。ビリー「バートがあそこまで落ちぶれちまうとはな。」スーザン「ホントね。仕事は長続きしないし、ジョアンナにどん底の生活をさせているんですって。昔の栄光は見る影もないのね。」ビリー「気の毒だが、ああはなりたくないもんだ。」
バート、酒飲み仲間のところへ。
親方に見つかるバート。親方に「禁酒はどうした？つくづくダメなやつだな。しょせんお前はただの飲んだくれ。」と言われて、親方に殴りかかるバート。
親方、バートに首を言い渡す。
みんなが寝ているところに馬を引いて帰ってくるバート。
アン、バートが酒瓶を持って帰ってくるのを目撃。
バート、アンを見つける。バート「つもりになるだぁ？結局、オレは何にもなりゃあしない。とっとと寝床に戻れ!畜生！」と、家の中の物を壊して回りに掛かる。
ケイティ・モーリスの戸棚のガラスが壊された！
