獣の奏者エリン

視聴一日遅れ。

第17話 狙われた真王

ヌックとモックは宿の外で寝てる(^^;;
宿に泊まってエサルからの知らせを待つというジョウン。
明日は真王陛下60回目の誕生日。式典で送られる祝いの品を運ぶ牛車が宿の前を通り過ぎる。
セィミヤ様とナミ。セィミヤ、食卓に飾る花を摘んでいた。
大公とシュナンがじきに着くらしい。シュナンと聞いて顔を赤らめるセィミヤ。
ヌガンにダミヤから「式典の成功を祈る。」との手紙が。
ダミヤ様、とダミヤに心酔しているヌガン。
オラン大公とシュナン、真王の前に。シュナンはもう20歳に。シュナン、3年前に父親の背丈を越えた。
セィミヤ、シュナンと目が合って顔を赤らめる。
サイガムルのことを口にするダミヤ。
ナミ、セィミヤに手紙を渡す。
イアル、セィミヤが夜にこそこそどこかに行くのを目的。
シュナンからの手紙だった。
シュナン「私は…今のままでは、このリョザ神王国に明日はないと考えております。」「おそれながら…、真王陛下の権威と大公の力、この2つが二分してしまったこの国に、今、ゆがみが生じつつあるのです。そのゆがみは、もはや清き真王陛下への畏敬の念だけでは消し去ることはできません。陛下を…、そして、あなたを守る術はただ一つ。この国を変えることだと考えます。」
今のありかたがこの国のあるべき姿だとダミヤが言っていたので自分もそう信じていると言うセィミヤ。
シュナン「サイガムルは、沼より生まれる腐敗した泡のようなものですが、生まれるのには理由があるのです。セィミヤ様。私はあなたと新たな道を作りたい。」「それには、あなたが必要なのです。」
ダミヤに見つかった。セィミヤに部屋に戻るように言うダミヤ。
ダミヤ、セィミヤのことを守っているつもり。
真王とは母から娘へと受け継がれる王位。
大公にこのことは内緒にしておくと言うダミヤ。
さらにそれを影から見ていたイアル。
ヌガンの元に謎の黒ずくめの男が。ヌガンに手紙を持ってきた。「逆賊がー!」と黒ずくめの男を斬るが、すでにマントだけだった。
謎の男(我が主は、あなた様のことを大変に買っておられます。この国のためには、あなた様が必要だと。)
祝いの席が始まった。
真王が公に姿を表すめったにない機会。
ダミヤからささやかな誕生日の贈り物。王獣が牛車の神輿の中に入っていた。その中に幼獣も混じっていた。
何かに気づいたイアル。
幼獣の後ろから真王を狙った矢が幼獣の羽根の付け根を貫いて真王に。それをかばって矢を受けながら相手に矢を放つイアル。
イアル「なぜ、あの時、彼は…。死ねない…、この始末をつけるまでは…。あ〜、お前(幼獣)もあの矢に…。そうか。救われたのか、お前に。ならば、必ずこの始末をつける。」と気を失う。
ヌガンのところに来た仮面の男の脱ぎ捨てられた仮面に矢が刺さっていた。
エサルからエリンに手紙が。明日、カザルムに向けて出発。

シュナンの案じていた通り、清き王、真王が治めるこの国にも、陰りが見え始めていました。
しかし、その時のエリンは、まだ、この世界の暗い闇の部分や、真王の身に起こった不幸な災いのことなど、知る由もありませんでした。