獣の奏者エリン

第3話 闘う獣

アケ村で闘蛇の教練が催される。大公と一緒に、王都から偉い方がやってきて見に来る。
チョク(男の子)。
闘蛇の赤ちゃんにルルと名づけていたエリン。ルールルーと鳴くから。
耳膜(じまく)で耳を塞いでいると音無し笛の音は聞こえない。
成獣になって爪や牙が硬く生えそろう前に耳膜を切ってしまう。
大公の城に真王の親族が訪れた。
真王の甥のダミヤ。
大公の子のシュナンにヌガン。
長子シュナン、明日の教練にて闘蛇に鞍をあげることになった。シュナン、16歳。
真王と、跡を継ぐ予定のセィミヤ様。自由に外界に赴くことが出来ない。
真王に直接会いたいと思っているシュナン。
ヌガンを闘蛇に乗せたらどうかというダミヤの提案を受け入れる大公。
大公の子は闘蛇の背で一人前の男になると言われている。
先割れ草(さきわれそう)。闘蛇の体をより大きく頑丈にするために特滋水に入れて使う。人がなめると足の指先までしびれあがる。
教練が見られないので、先割れ草を集める予定のエリン。
一人で稽古をしているヌガン。ダミヤ、ヌガンに見込みがあると言う。
ダミヤ、ヌガンの下使いの娘に用事があるらしい。
最初の大公、ヤマン・ハサル。
トゲラ虫。
先割れ草は先が三つに分かれている。
アケ村に大公とダミヤが。
ダミヤ、香水を。闘蛇くさいのは苦手。
森の向こうから音が。
エリンたち、教練場を見渡せる場所に。
ダミヤを見て代わった服を着てるというエリン。
牙に乗るシュナンとヌガン。音無し笛を口にくわえてる。
角をつかんでいるから上手く闘蛇を操れる。
匠の技と音無し笛、それと特滋水があって最強の闘蛇が生まれる。
闘蛇から振り落とされた人が。暴れる闘蛇。
駆けつけたソヨンがアーリョ(霧の民)だと気が付くダミヤ。
シュナンとヌガンで協力して耳あてを開ける。
音無し笛に反応する闘蛇と、なぜかエリン。
エリン、ソヨンに見つかる。
大公、城に戻った。教練のことについてはお咎めなし。
傷ついた闘蛇の回復には時間がかかる。
ルルの耳膜を切りおとして早く一人前に育てることに。
涙を流すルルと、エリン。
闘蛇の言葉が知りたいを言うエリン。
闘蛇を戦の道具にしなければアケ村では生きていけない。