テレパシー少女 蘭

第13話 蘭と謎の案内人 〜人面瘡は夜笑う〜

1億円強奪事件から半年経って犯人が見つかっていないという前ふり。
お金を強奪された会社の社員が上司に怒られて取引先まで雨の中ドライブ。途中で分岐を間違えて鬼頭神家の私有地の入り口に。怖くなって車で来た道へ逃げ出す。ナンバーが71-317だった。後ろに幽霊が。なぜか三叉路の真ん中の何もない所でどこにもぶつかっていないのに割れる車のガラス(^^;;
冷蔵庫の余り物で作ったピッツァとクラムチャウダー。
凛の推理では、1億円強奪事件は内部による犯行が有力。
翠から助けを求めるテレパシーが。蔦野総合病院へ。
翠、豚肉料理の大食いコンテストで食べすぎで入院wでも、優勝して賞金10万円ゲット。
翠、注射だけはあかん。
蘭、また別の助けを求めるテレパシーを感じ取る。追いかけると、人面瘡を持つ女の子の幽霊が。留衣と凛には見えない。凛「見えないってことは、幽霊か?」と目をキラキラさせる留衣と凛(^^;;
芳野達彦という表札の病室に入っていく幽霊。
蘭、出てきた課長から「いまだ見つからないって、どこいった?」という思いを感じ取る。
注射を打たれた後病室を飛び出した翠、課長から「あいつ見つからないと面倒だ。」という思いを感じ取る。
病室の中の人は冒頭で事故った人。右腕に人面瘡が。蘭にしか見えない。
蘭「きっとまた、私にしか解決できない何かが、起こっている。」と、人面瘡を触ろうとして翠に止められる。翠「なにが私にしかや。私達にしか、やろ?」
蘭と翠で人面瘡に触る。「やっと会えた。私の声が聴こえる人に。助けて。お願い。殺される。早く。案内人。」と牢屋に閉じ込められた少女のイメージが。
消える人面瘡。
翠「この兄ちゃん、うちらと今の子を会わせる役目を負わされてただけらしいなぁ。」
蘭の家に、知らない人があがりこんでいた。凛「あのー、どちら様で?」蘭ママ「ああ、さっきね、うちの玄関の前で倒れてたのよ。怪我してみるみたいだし、休んでもらってたの。」凛「いくらなんでも、知らない人を家にあげるのは。」蘭ママ「でも、ほっとけないし。この人、自分の名前もわかんないらしいのよ。」<お人よしだぁ。
事故に遭って記憶を失ったらしい。<冒頭で芳野さんが迷い込んだときに人をはねかけて人が消えた描写があったが、そのときの人か?
留衣「お名前以外のことでもいいです。何か、思い出せることはありますか?」男「一つだけ。蘭という少女に、会わなければいけないんです。」蘭「まさか、あなたが、案内人?」男「さ、さあ。ただ私は、蘭という少女を、鬼頭神家に連れて行かなければ。」
男の人と一緒に電車で移動。
人面瘡=腫れ物の一部が崩れたり、しわが寄ったりして、人の顔に見える。
鬼頭神家は、かなりの旧家。神に祈りを捧げる家系だったが、明治時代に二つの災難にあった。一つは、土地改革。土地改革によって没落した。いわゆる没落地主。もう一つは、鬼頭神家による殺人事件。鬼頭神家の当主が、自分の家族を殺害し、自殺を図った。当主は女性だった。鬼頭神家では、代々女性が家督を継いでいた。
記憶喪失の男に、丸いから「まるちゃん」って勝手にあだ名を付ける翠。
冒頭に出てきた道の分岐に。冒頭では、看板で右の方に行く道が欠けていたが、今は左の方に行く道が欠けている。
雨が降ってきた。
鬼頭神家の屋敷に。屋敷の中に墨田という雇われ人が。
まるちゃん、丸蔵先生という名前だった。
丸蔵先生、鬼頭神家専属の医者だった。
里絵さんという女性が奥から。
里絵さん、丸蔵先生が事故にあったのは警察沙汰にはしたくない。
屋敷には丸蔵先生の治療を受けている病人がいるが、あまり世間に知られたくない。
墨田さん、治療を受けている人の家庭教師だった。
停電に。
幽霊が出てきて人面瘡を見せる。電気がつく。
蘭と翠「人面瘡!」里絵さん「今、何て?」蘭「あの、その病人って、ひじのところの腫れ物が人の顔みたいに見える…」里絵さん「お帰りください!いいから早く!」
奥様現る。主だった。鬼頭神由香。幽霊が蘭と翠に見せたイメージに出てきた人の名前と同じ。
蘭、奥様に姉がいなかったか聴く。イメージが見えたということを正直に話す翠。
動揺して部屋を後にする奥様。
墨田さん「君達は何者ですか?」「ま、いいでしょう。今日は泊まっていくことになりますね。一つ忠告です。ここの料理は美味いけど、デザートはたいしたことがない。がっつかないように。」<怪しい
デザートがプリン。
留衣がデザートには手を付けない方がいいという。
お嬢様の容態が悪くなったのに、丸蔵先生が行方不明。
お嬢様の部屋に入る蘭たち。お嬢様の右ひじに人面瘡が。