ポルフィの長い旅

#36『仮面の素顔』

旅を続けるポルフィ。
途中の川べりでパンを食べる。
ポルフィ「ここどこなんだろう?もうちょっと行くと街があるって聞いたんだけどなぁ。」
森の向こうに光る何かが。
ガソリンスタンド発見。それも2台も。
ガソリンスタンドの脇の家のそばで、一人芝居をしているっぽい仮面の少女(マリッサ(声:日高のり子さん))を発見。
ガソリンスタンド、何年も前に閉めた。
マリッサの両親も5年前に死んだ。
マリッサの家でごちそうになるポルフィ。
マリッサになんで仮面をつけているか聴くポルフィ。サンドラさんに、素顔が醜いから仮面をつけるように言われた。
ポルフィの「僕が友達になるよ。」と言われるマリッサ。
サンドラは体が弱くて部屋にこもりきり?
サンドラと喧嘩している風のマリッサ。
マリッサと一緒に街を歩くポルフィ。マリッサ、子供に大人気?「♪顔のないマリッサだ。マリッサ、マリッサ、いつになったら顔見せる?」
ポルフィ、街で手がかりなし。
マリッサの家にいることを告げると不思議がる町の人。
サンドラのことを町の人は知らない。
マリッサの家の洗面台のガラスが割れてる。
アポロ、ポルフィに近づこうとしない。
サンドラと扉越しに話をするポルフィ。サンドラに「早くここから出て行け。マリッサに友達なんていらない。出て行け!」といわれるポルフィ。
サンドラ、体が弱くて気持ちが高ぶることがある。サンドラとはもう話をしないでというマリッサ。
マリッサ「私がどんな人間かというのを知ったら、ポルフィ、きっとあなたも逃げていく。」
ゆうべからサンドラの具合が悪いのでマリッサを置いて街に出かけるポルフィ。
翌日も町の人からの手がかりはなし。
昔のマリッサの家。店をいくつも持っていて、街でも指折りの裕福な家だったが、火事で両親がなくなりマリッサも怪我をした。
マリッサとサンドラの言い争いを扉越しに聞いて部屋の中に入るポルフィ。マリッサしかいない。マリッサがサンドラだった。
サンドラが最初からいないとマリッサに言い聞かせるポルフィ。
ポルフィ「ひとりぼっちがどんなにさみしいかは、僕にはわかるよ。でも、サンドラになんかなっちゃだめだ。」
マリッサ、火事の時に両親を置いて逃げていたことで自分を責めていた。
マリッサとポルフィは同じだというポルフィ。「君は悪くない。生きてちゃいけない人間なんていないよ。」
マリッサに「顔、見せて。」というポルフィ。「約束する。絶対嫌いになんかならない。君がどんな顔をしてたって、ずっと友達だよ。だって、友達って、心でなるものだろう?」
マリッサ、仮面を外す。左ほほにあざが。
「こんにちは、マリッサ。すごく美人なんだね。」「まだ、友達?」「当たり前じゃないか。美人で勇気がある友達ができて嬉しいよ。」「勇気?」「うん。だって、仮面外すのって、すごく勇気がいったろう?でも、君は僕に顔を見せてくれた。その勇気があれば、大丈夫だ。」
マリッサの死んだお母さん、町一番の美人だった。
ミーナらしい女の子を見たというお客がいたという情報が。
マリッサ「ねぇ、ポルフィ。たとえ雑草だって、花を咲かせることはできるわよね。お日様に向かって、ちゃんと顔を上げて生きていれば、必ず。」